言葉の力ってすごいです。治療中や治療後、こころに響き、勇気や力をくれた言葉をみんなで集めてみました。
「がんばるんじゃなくて、がん晴れるだよ」
治療中は、「がんばる」って禁忌な言葉って言われています。でも真っ暗闇の頭の中で「がんが晴れる」って思うと、なんかスッキリしました(^^)
「子宮と卵巣は失ったんだけど、なくなったって思うんじゃなくて・・お空に預けてあると思っているんだ」
みんなが、うなずいた言葉。そうかー子宮と卵巣は精一杯お役目を果たして、先に空に行ってるんだね。
「病院には、私に合う治療チームはなかったの。だから自分に必要な『がん治療チーム』は、自分で作ったの」
してもらうのを待っているんじゃなくて、必要なものは自分で行動!
「もうだめだって思ったとき、本当に大切なものが何かってわかったの。家族や友達の力ってホントすごいよ!」
困ったとき、苦しいときだからこそ、本当に自分に必要なものがわかるんだね。
「手術は、寝て待て。がんばるのはお医者さんの仕事だよ。」
そうか!私は寝てれば手術が終わるんだ!先生しっかり、よろしくねー。と気持ちが軽くなったがん友の言葉でした。
「『優しい』って言う漢字は、人べんに憂い。憂いの意味は、思い通りにならないこと。思い通りにならないことを耐えた人は、本当の優しさを人に向けられるんだよ。」
辛さを乗り越えた人は、なんとも言えない優しさがありますね。
「『行ってらっしゃい』は、昔『生きて帰ってらっしゃい』の思いを込めて言っていたと。『おかえりなさい』は、無事帰って来れたことを周囲の方へ『恩返しなさい』の意味で使っていたと。」
家から出るとき、帰って来れたときに思いを込めて言っていきたいですね。
「『感謝』の気持ちは、自分が病気をして痛切に感じました。今までの自分を謝りたくなる気持ちを感じることが『感謝』ではないかと思いました。」
返しきれない恩ですね。
「自分ではどうしようもないこともあるってことを知りました。自分の力でどうにもならないことを考えていても仕方ないんです。病気が治るかどうかはわからない。でも抗がん剤を受けられるように、マスクや手洗いで風邪予防することは私にできることです。」
できることをやろう。できないこととは、仕方ないこと。
「言葉の力」は、常時募集していまーす(^^)/
注:お寄せいただいた「言葉の力」は、みゅらりっぷの管理となります。あらかじめご了承ください。