暑い季節になりましたね。

H29.8.11に、出張おしゃべりルームin桐生「がんの親を持つ子どもと子どもを持つがん患者の会」が開催されました。

参加者は、大人15名、子ども6名と大勢の方のご参加をいただきました。ありがとうございます。

会場の「COCOTOMO」は、cafe風な感じでとてもゆったりとした雰囲気の中で会を進めることができました。みんなで用意をしました。

← 子供ブース準備中

 

 

 

 

 

 

↓ スタッフミーティング↓ 会場「COCOTOMO」

はじめは自己紹介を親子ともに行い、

その後同会場内で、親の目の届くところに子供ブーズを用意しました。

「がんって何?」

「がんはうつらないよ」などを紙芝居を使いながら進めていきました。

 

スタッフ「みんなー始めるよ!『がん』って知ってる?聞いたことあるかな?」

こども「知ってるー!」「色は暗そう。」「形はつるつるしてるかな?」

スタッフ「がんはね、普通の体のさいぼうと違ってどんどん増えていっちゃうものだから『ちりょうが必要なんだよ。でも、どんどん増えると言っても、他の人にうつるわけではないよ。」

 

スタッフ「なんで『がん』になるか知ってる?」

こども「知ってるー!」「食べ過ぎ!」「たばこ吸う!」

スタッフ「よく知ってるね!そうゆうのも『がん』になるひとつの原因だけど、食べ過ぎたり、たばこを吸う人がみんななるわけではないんだよ。『がん』になる本当の原因は、まだ誰にもわかってないんだよ。お医者さんもわからないだよ。だから誰のせいで『がん』になるわけでもないんだよ。」

スタッフ「さっき『がん』ってどんどん増えちゃうって言ったよね?だから『ちりょう』が必要なんだ。今、がんの『ちりょう』っていうと、大きくわけて3つあるんだ。それはね、『しゅじゅつ』と『こうがんざい』っていう薬と『ほうしゃせん』っていうちりょうなんだよ。みんな知ってるかな?」

こども「知ってるー!」「しゅじゅつは、ますいかけて包丁でおなか切るんだよ!」

スタッフ「『ちりょう』をがんばると、気持ち悪くなったり、くすりを使うことによってかみの毛が抜けることもあるんだよ。今日は、くすりの先生が来てくれているから聞いてみようね。」

やくざいしさん「たしかに『がん』の『ちりょう』に使う、『こうがんざい』っていうくすりは、すごく強い薬だから、気持ち悪くなったり、かみの毛が抜けてしまうこともあります。・・でも、そうゆうときには良いおくすりがあって気持ち悪いのを少し良くしてくれたり、時間がたつとまたいつもの通りに戻るんだよ。かみの毛が抜けたとしても、また生えてくるんだよ。」

スタッフ「パパやママになにをしてあげると喜ぶかな?みんなもかぜひいてねつがあるときとかあるよね?そうゆうときは何してほしい?バタバタしてほしい?」

こども「やだー」「しずかにする」

スタッフ「そうだね。気持ち悪いときは、良くなるまでしずかにしたり、痛いところをさすってあげたり、肩もみなんかしてあげたりするのも嬉しいかもしれないね。」

こども「肩もみしてるよー!」スタッフ「そう!肩もみ喜ぶでしょう?」

こども「うん!」

スタッフ「でもパパやママが、一番喜ぶことみんなは知ってるかな?」

こども「元気でいること」

スタッフ「誰が?」

こども「パパやママが」

スタッフ「そうだね。自分が元気になるときっと嬉しいよね。でもパパやママには自分よりもずっと大切な人がいるんだよ。誰だかわかる?」

こども「こども!」

スタッフ「そう!あたり!みんなが元気で楽しくいてくれるのが一番嬉しいんだよ。わかったかな?」

こども「はーい!」

 

お話の間に医療者プチボラの方々が、がんについての絵本の読み聞かせを行ってくれました。

会場には、お菓子もたくさん用意させていただき、こどもたちも楽しく過ごせていたようです。

親のほうは、がん患者ご本人やご家族が、治療についてこどもについて、生活について、できることについて自分達が話したいことを話しました。

 

そして、最後には、みなさんお待ちかねの「スィーツデコ作り」です。

予想以上の盛り上がりでした。

情報コーナーには、がんをこどもに伝えるときに使用しやすいパンフレットなどを準備しました。

そして、最後には、医療者プチボラの助産師さんが、希望に向けた絵本の読み聞かせを行いました。

参加者のみなさんのおかげでとても楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

次回は、9月16日(土)「アロマでリラックス♪」in太田になります。午前中は、子宮・卵巣がん患者会も開催されます。午後のアロマは、がん種類、性別問わずご参加いただけますので、みなさんのご参加お待ちしています!